南 良平
プリンシパル
creating the future.
Message
戦後の復興から高度成長、バブル崩壊を経て、“失われた数十年”。少子高齢化、人口/労働力減少、巨額の財政赤字。あらゆる局面で制度疲労を起こしながらも、なかなか変われない日本社会。ジリジリと地盤沈下する日本を再浮上させるには“イノベーション”が必要であり、その担い手は起業家/スタートアップだと確信しています。
これまで日本を支えてきた既存産業の変革や労働生産性の圧倒的な向上には大きな市場機会があると考えており、そのような領域で大きな挑戦をする起業家を全力でサポートし、“子供たちに誇れる未来”を残していきたいと思っています。
Biography
中学・高校とサッカー部で部長、クラスではどちらかというと学級委員タイプの人間でした。自ら手を挙げてなったというよりは自然とその役割に収まっていたと記憶しています。決してカリスマ型のリーダーではなかった自分は、メンバーの個性を尊重しつつ如何にまとめていくか、陰に陽に支えるかを常に考えていたように思います。主役よりは参謀、チーム重視、その中で自分が貢献すべき役割を定義し、責任感をもって果たす。そのようなマインドセットはこの時代に形成されたのかもしれません。
海外との接点も自分を形成した要素となっています。父親の海外単身赴任を契機に、将来的な留学を志すようになります。学部時代に(3回目でようやく合格した)交換留学制度で1年間、そして社会人になってからはビジネススクールに社費留学をさせてもらいました。同時にバックパックにもハマり、学生時代から40か国程度歩いて回りました。これらを通じて圧倒的な多様性の存在そして受容、相対的な日本の立ち位置や価値を肌で感じてきました。
キャリアとしては金融の専門家として日本企業の成長を側面支援する道を選びました。特に希望叶い新卒でIPO部隊に配属されたこともあり、いつかは当事者として関わりたいとの想いを強くして現在に至っています。日本の新たな時代を切り拓く主役であるスタートアップの参謀役&良き相談相手として、チームとなってサポートする、私がVCにいる理由はそこにあります。
Personal Keywords
3児の父、スポーツ全般(見るのもやるのも。特にサッカー、ゴルフ、水泳)、カリフォルニアワイン、漫画、旅行
Career
前職である大和証券にて未上場企業に対するIPOアドバイザリーや、上場企業に対するファイナンスやM&A等の提案及び執行サポートに従事。2018年1月、グロービス・キャピタル・パートナーズ入社。慶應義塾大学経済学部卒、米国カルフォルニア大学バークレー校MBA修了。